京都市中京区のプロカメラマンKyoto Tanakaが、家族写真・宣材写真で大切な瞬間を出張撮影で。

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2022/06/07

もうすぐ梅雨☔️

気付けばまたひと月が過ぎていました、どうもキョートタナカです。

最近はにわか雨や夕立の様な雨が降ったり湿気の多い日が増えて、梅雨が近づいているなと肌で感じます。
アジサイが咲き始め、木々は緑を色を濃く写します。暑がりな私ですが、夏が一番好きな季節です☀️

先日、撮影終わりに雨降りの京都河原町を散策しながらストリート写真を撮りました。
撮影機材はデジタルのSony α7Ⅲにsigma 24-70を付けて回りました。
編集は敢えてモノクロで雨による湿度と温度を想像して貰える様にしました。

やはり、ロケ撮影には晴れで光の多く入る日が好ましいとされており、私自身もそう思います。
ですが、雨の日に現れる街の景色は当たり前のようで一味違った面白い絵が浮かび上がる事が多いです。
傘をさして撮影はできないので帽子を被り、カメラと服、リュックがビチャビチャになりながら約3時間歩き回りました。
木屋町と河原町の間にある本屋さんで素敵な本にも出会いました。
時間が出来たら読み始めようと思います。 そんな一日でした。

誰も踏み出さない時にこそ何かアクションをすることでまだ見ぬ景色に出会えます。

6月も宜しくお願い致します📸

もうすぐ梅雨☔️
もうすぐ梅雨☔️

2022/05/30

タングステンフィルムとは 📸

先週のブログを拝見して頂いた方はハッとするかもしれないお題をテーマに。
デジタルカメラが主流な世の中でアナログとされるフィルムカメラにもっとフォーカスが当たればと思い沢山記事にできたらと思います。


「フィルムカメラに使うフィルムって色味、明るさは違えど全部同じモノじゃないの?」とお思いのそこのアナタ、
実は全然違うんです!!

先ず、
太陽光の下で撮る事をベースにしたフィルム(一般的なモノ)を『デーライト(day light)タイプフィルム』、
街頭や白熱電球の下で撮る事をベースにしたフィルムを『タングステンフィルム』と言い、
デジタルでいうホワイトバランスを寒色(電球)か暖色(太陽光)のどちらか選択するかの違うのアナログver.になります。
詰まるところ、K(ケルビン)の数値の違いです。

デーライトタイプの特徴は
日中撮影する事を基本として、シャドウが暖かく、元の景色をなるべく自然な状態で描写してくれます。
市場に出回っているカラーネガフィルムのほとんどはデーライトタイプフィルムです。
その中でも、kodakは特に暖色寄り、Fujiは寒色寄りなテイストが多いです。

タングステンフィルムはそれとは逆に夜も街灯や部屋の中での撮影に向いたフィルムで、値段が他より高く
種類も多く生産されていないのが難点。代表的なフィルムはCinestillシリーズ。
写真の中で写る暖色は"朱色"や"オレンジ色"に表現され、暗部は深い青色に表現されます。
夜や暗い場所での撮影に向いている事から、日中に使うと全体的に青みがかった冷たい印象の写真が撮れます。
私はストリースナップが好きなので、夜の街を撮る機会も多いです。そんな時にタングステンフィルムを使うと、それだけで雰囲気のある写真になります。それを超えて行く写真を撮れるようにいつも試行錯誤を重ねています。
所謂、"エモい"に形容される事なく自分だけの撮り方で魅了できたらと思います。
作例として先週とはまた別の写真を載せます。

使用機材:Nikomat
使用フィルム:Film Never Die UMI 800(1枚目)
       Cinestill film 800t(2枚目)

1枚目は大阪駅南口から見たビル群とタクシー
夜の青はより深く濃く写され、街灯は"赤"だけでは形容できない色をしている。
懐かしさを感じる暖かさになります。
タクシーのフロントガラスに反射するライトがポイントです。

2枚目はJR高槻駅のロータリーから撮影した景色です。
南口の建物はレトロな雰囲気の残るものが多くこのフィルムで撮ろうと思いました。
車のヘッドライトが軌道を描いて光の流れが綺麗に描写されています。

タングステンフィルムとは 📸
タングステンフィルムとは 📸

2022/05/23

大阪の夜

こんばんは、本格的に暑くなってきたので扇風機を洗おうと思い一週間が経ったキョートタナカです。
こういう先延ばし癖を今年度は治して行きたいです。

本日はフィルムカメラで撮ったストリートスナップを掲載します。

使用したフィルムはFilm never die UMI 800 というものです。
ISO800の高感度でシネマライクな色味のフィルムです。
Cinestill 800tという有名なフィルムと色味が似ており、レトロな青と独特の朱が特徴的ですね。

70,80年代のような匂いを残した出来上がりになっています。
"渋谷で5時" "フライディ・チャイナタウン" が聴こえてくるような雰囲気が私は憧れと共に好きでありますので、
タングステンフィルムが性に合っています。

来週は急遽現れた"タングステンフィルム"とは一体なんぞや?を説明できたらと思います。

大阪の夜
大阪の夜

2022/05/16

新緑の貴船🌿

京都市内に有名な縁結びの神社があります。
"貴船神社" という歴史の深い山奥にある神社です。
水の神様を祀られ、その水神様の総本宮です。

四季折々、京都らしい風景を多く残すこの場所では縁結びを目的に一年を通して多くの観光客の方々が訪れます。
そして春を少しすぎたこの頃、銀杏の葉が緑に染まり始めます。
私はこの季節の貴船が一番好きです。

貴船のすぐ隣には鞍馬山という場所があり、有名な天狗伝説はこの場所が発祥とも言い伝えられています。
荘厳な雰囲気で真夏でも涼しく居心地の良いこの場所は何時間でも滞在できます。
貴船神社へ続く街道には料亭やお土産物屋さんが多く立ち並びどこも非常に美味しいと有名です。
是非お立ち寄りの際は一服してみてはどうでしょうか?

貴船神社での家族写真撮影や企業様の撮影なども承っておりますので、
是非一度ご相談ください。いつでもお待ちしております。

今回は企業様の撮影で訪れ、その中で撮影した写真を掲載します。

貴船神社HP
https://kifunejinja.jp/

アクセス方法 その他概要
https://kifunejinja.jp/access/

https://www.akippa.com/akichan/pickup/kifunejinja-access

新緑の貴船🌿
新緑の貴船🌿

2022/05/09

和歌山県で撮影📸

先週末、快晴。和歌山県は関西有数の海水浴場で有名な白浜へ撮影で訪れました。

ここ半年で3回訪れておりますが、一番天気も良く風も優しく撮影にはとっておきの1日でした。
お世話になっているアーティスト様のグッズ制作の撮影と共に個人制作の撮影もさせて頂きました。

今回はフィルムカメラを主に使いました。
機材はNikomat EL
フィルムはKodak portra 160です。

フィルムで有名なものといえば富士フィルムさんの写ルンですなどがイメージされる事が多く寒色寄りのクールな写真が出来上がりますが、Kodakさんのフィルムは暖色よりで人物を撮影しても、優しい印象を与える出来上がりになることが多いです。
そのため今回は海辺での人物撮影ということもあり暖色のkodak portraフィルムで人の肌は温かく海や空の色と被らないように意識しました。
使用したportraシリーズはkodakフィルムの中でも高価で36枚撮りで一本2,500円程になります。
アナログをデジタル変換する際や、35mmフィルムの画素数ではやはり描写力に限界があるのですが、
このportraは粒状性や画質が他と非常に差があり、プロ向けのフィルムとしても名高いです。
なのでデジタル一眼で撮影する時よりも一層、撮る写真に力がこもるのも事実です。


世の流れではデジタルがどんどん進化し生活も便利になって行きます。
アナログ自体の存在意義は薄れつつある今だから、カメラでフィルムを使って作品を残す事に意味が有るのではないかと私は世の中に発信し続けて行きます。

和歌山県で撮影📸
和歌山県で撮影📸

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定休日 不定休

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